INTERVIEW
インタビュー

アーティストデビュー、声優やアーティストバックダンサー、TV・ライブ・イベント出演、エイベックスへの入社等々、 エイベックス・アーティストアカデミーの 受講生たちが続々と夢を叶えています。

現在全国ツアーを開催中の東方神起。 12月3日、4日、11日、12日の4日間に渡って行われた東京ドーム公演では、100名のサポートダンサーが参加。 その中にはエイベックス・アーティストアカデミーの受講生も選ばれていた。 そこで受講生を代表して内田結稀にインタビュー。
今回のステージを経験して彼が感じたリアルな声をお届けします。

「良いライブってまさにコレだ!」と体感できた

「今回の出演はスタッフの方からお声がけをいただいて実現しました。
個人的に10年以上東方神起さんのファンなので、そうしたアーティストさんのバックアップができるというのはとても嬉しく光栄なことだと思いましたね。
これまでHYさんの武道館ライブのバックアップと、EXOさんのジャパンツアーのバックアップをさせていただいた経験があったのですが、東京ドームという規模は今回が初めてでした。

開場前のドームはものすごい迫力で、一瞬でも気を抜いたら自分が呑み込まれてしまいそうなほど。 でも公演が始まるとお客さんの歓声があたたかくて、とてもアットホームな雰囲気でした。


僕は東方神起さんのライブに毎年行っているので、ファン目線での感想になりますが、会場のキャパシティに関わらず、いつもアットホームなんです。 お2人の人柄もあるだろうし、エネルギー、笑顔、声援すべてひっくるめた相乗効果でひとつの大きなあたたかさに包まれるという印象があります。
そして今回はクルーの一員としてステージに立ったわけですが、これまで観客として感じていたものと、そんなに違いを感じなかったんです。 それってちゃんと同じ気持ちを共有できているということ。 良いライブというのは、こういうものなんだなと感じられたことが、ひとつの大きな収穫、大きな気づきでした。
サポートダンサーとしてそう感じるくらいなので、東方神起のお2人はもっと強く感じているんだろうなと思いますね」

現場での心構えと振る舞い方で、その先が180度変わってくる

「エイベックス・アーティストアカデミーは本当にチャンスに恵まれていて、それは結構身近に転がっているものだと思うんです。 ただそれをモノにできるかできないかっていうのは、現場に立って自分がどういう心構えで、どういう振る舞いをするかで、その先が180度変わってくるものだと思います。 色々な案件をいただくのも、一つひとつの積み重ねで繋がっていくものだと思っているので。 日頃のレッスンでも真剣に一つひとつを学び、意識する。 そういったことをステージで反映させていくことが基本的には大事だと思っています。

チャンスを掴むためには、自己アピールも必要だとは思いますが、僕はそれが苦手な方です。 だから僕の場合はレッスンで先生とちゃんと向き合って、自分の歌や踊りを上達させたいという強い思いでストイックにやってきました。 そういう一つひとつの積み重ねが如実に出るのが、やっぱりステージなんですよね。 アカデミーでは年に一度大きな発表会があるので、そうしたステージでのパフォーマンスで成果が見られるというか、評価されるわけです。

あとはやっぱり人間力だと思います。 エイベックスではスキルだけでなく、挨拶やマナーも身につけることができますが、そういった当たり前のことがとても大事だと思っています。 ある程度年数を重ねて現場も経験してくると、慣れからくる慢心みたいなものが出てしまう人もいるんです。そこでどう踏ん張るか。乗り越えるか。おごらず腐らずやっていけるかどうかで、その後のアーティストという夢の道筋が変わってくると思います」

普段のレッスンで学ぶ基本的なことを継続することが大事

「いつものレッスンでは基本的なことの繰り返しなんです。 僕の先生が言っていた「基本的なことをどれだけ長く続けられるか。 それがプロだ」という言葉があります。 そして「“歌心”を表現できるシンガーになりなさい」とも言ってくださいます。 そうなれるためにも、長いスパンで同じ曲を練習していくんです。 普段のレッスンの積み重ねから精度を高めていく。 それがライブとかでも活きてくるので。

今回のような現場では、本番直前に構成や振り付けが変わったりすることもあり、対応力が大事だということも実感しました。 そうしたことに対応できるかどうかも、日々の積み重ねだと思います。 急に出来ることではないですし。 先ほど話したマナーについてもそうで、環境の中で学んでいく。それを生かすも殺すも自分次第だと思いますね」

プロのパフォーマーとして気持ちをひとつにしていく

「今回の東方神起さんのステージを通して、パフォーマー・エンターテイナーとしての真髄を感じさせられました。 最終日の公演前に、演出を手掛けるSAMさんを含め東方ダンサーズのみなさんが、僕たちサポートダンサーたちの控え室にわざわざ来てくださったんです。 『東方神起チームっていうのは、愛と勇気と感謝の気持ちを持って、みんなで一丸となってお客さんに熱意を届けていくチームだ』っておっしゃってくださって。 いつも東方神起チームでやっている掛け声を、僕たちサポートダンサー100人と一緒にやってくれたんです。 サポートダンサーだろうがメインダンサーだろうが、観客にとっては皆プロのパフォーマーとして見られるわけですから、振りを合わせるのはもちろんですが、気持ちをひとつにしていくことが何よりも大事。 そういうパワーで観客を魅了するぞ! っていう心構えというものは、現場でしか味わえないものだなと感じましたね」

一歩を踏み出したら、その先を見据えながら続けていくこと

同じような夢と志を持ちレッスンに励む仲間や、これから受講を考えている方々へ向けたメッセージ。

「何かを始めることは、わりと誰にでも出来ることだと思います。 だけどその一歩を踏み出した先の先までを見据えながらやっていくことが大事。 道筋が見えない瞬間ももちろんあると思うんですが、それでも初心を忘れずにコツコツ続けていくこと。 そうしていればいつか必ず光が見えてくるタイミングがあると思うし、後ろを振り返った時にちゃんと道になっていることに気づく時が来ると思うんです。 僕もまだまだ続けて行くので、一緒に頑張って行きましょう!」

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