INTERVIEW
インタビュー

アーティストデビュー、声優やアーティストバックダンサー、TV・ライブ・イベント出演、エイベックスへの入社等々、 エイベックス・アーティストアカデミーの 受講生たちが続々と夢を叶えています。

2018年9月発売のオリジナルアルバムを引っさげ行われた、東方神起による全国ツアー。
12月3日、4日、11日、12日の4日間に渡って開催された東京ドーム公演では、100名のサポートダンサーが参加。
そのメンバーの1人であるエイベックス・アーティストアカデミーの受講生、伊東汐梨にインタビュー。

サポートダンサーとして、とにかく笑顔で声援に応える

「今回は東京ドーム公演でしたが、これまでに二度ドームでのパフォーマンス経験がありました。 一度目はキッズの時に野球の巨人戦でオープニングダンサーとして立たせてもらったことがあり、二度目は半年くらい前にNissyさんの東京ドーム公演に出させていただきました。 なのでそこまで緊張はしなかったんですが、お客さんのペンライトがたくさん光っている光景を見たり、たくさんの声援や拍手を浴びたりすると、やっぱりすごく感動したし、気持ちが高ぶりましたね。 東方神起のお2人は、ステージ上で私達サポートダンサーにもアイコンタクトをとってくれたりして、お客さんだけじゃなく私達のことも気に掛けてくれることが、すごくプロだなって思いました。
それと東方ダンサーズの方々は、“バックダンサー”ではなく、“東方神起のチームの一員”みたいな感じなんです。 サポートダンサーの気分を上げようと声を掛けてくださったりもして。 私達がステージに出る前に彼らのステージ上でのパフォーマンスを見ることが出来たんですけど、その姿を目の当たりにすると『ああ、やっぱりプロだなあ、かっこいいなあ!』って改めて思いましたね。
お客さんも私達に手を振ってくれたり声を掛けてくれたりするのが嬉しかったです。 そういう時でもサポートダンサーは手を振り返したりはできないので、とにかく笑顔で、表情で返すようにしています。

自分が主役で魅せるステージは自分の好きなように個性を出した方がいいけれど、今回のような場合は、個性よりもみんなと呼吸を合わせて動いた方がいいと思うので、そういった切り替えができること、察することも大事だと思います」

経験を積むことで対応する力も身についていく

「今回は振り写しがなく、動画を見て振りを覚えるという作業でした。 それが出来るか出来ないかは、やっぱり経験値の差だと思います。 私はこれまでも早くて難しい振りを動画で覚えるという経験をしていたおかげで、今回も対応することが出来ました。
あとはレッスンでも振り写しが早い先生がいるので、そういう時にも必死に食らいついていくことで、徐々に振り覚えが早くなってくるんです。 ほかに普段のレッスンで出来ることは、鏡越しに自分を見ながらも、人に見られている意識、楽しませる意識をしながら踊ると、実際にステージに立った時に活きてくると思いますね。

それと今回の公演では、本番直前や本番を迎えた何日目かに急遽変更された点があったんです。 ちょっとした変更なんですけど、そんな時でもいかに冷静に対応できるかが大事だと感じました。 対応力はレッスンだけでなく、現場に出てやってみないと身についてはいかないと思うので、とにかく経験値をどんどん積むこと。そうすれば次に活かすことができると思います」

アカデミーでのたくさんの出会いとコミュニケーションを大切に

「自分が興味を持ったことに挑戦できる機会がたくさんあるエイベックス・アーティストアカデミーという環境は、とても魅力的です。 しかも現役で活躍されているプロの先生に指導してもらえるんです。
私はここで色んな人に出会って、友達が増えました。 夢が明確な子が多いから、その夢に向かってお互い切磋琢磨し合えるのもいいですよね。 先生やスタッフさんも親身になって話してくれるし、深くてリアルな話が聞ける環境なんです。 ここではスタッフさんと密にコミュニケーションがとれるし、色んな先生のクラスを受講できるので、それだけたくさんの先生とコミュニケーションがとれることになり、色んな人に自分の顔と名前を覚えてもらえるんです。 それがお仕事にもつながってくるのかなと思います。

今回の案件もスタッフさんから声を掛けていただいて実現したんですが、普段からスタッフの方に自己アピールしているというわけではないんです。 でもスタッフの方々が日頃から受講生一人ひとりをちゃんと見てくれているおかげで、こうしたお仕事の機会をいただけているのだとも思っています。

あとは今までのドーム出演などの経歴やお仕事の実績があると、次のお仕事につながってくることがあると思います。 なのでやっぱり色んな経験をしておくことがすごく大事だと思いますね。

それから今までは家族や友達といった身近な人達からの応援があったけれど、今はさらに色んな人に応援してもらっていることを実感できています。 自分一人ではなく周りの方々に支えてもらっていると感じるので、そういう“人とのつながり”も大事にしたいですね」

自信がなくても、色んなことにどんどん挑戦してほしい

同じような夢と志を持ちレッスンに励む仲間や、これから受講を考えている方々へ向けたメッセージ。
「レッスンに通ってコツコツ練習することももちろん大事ですが、ここに入ったことによって得られる色んな経験を大事にしてほしいです。 あとはやっぱりコミュニケーションですね。 常に笑顔でいることや、挨拶をしっかりするといった人間性も大切になってくるのですが、そうしたこともアカデミーでのレッスンや色んな現場を通して身に付けることができたと感じています。

私がダンスをやっている理由は、初めて立ったDANCE NATIONのステージで体感した楽しさや、あの時の光景が忘れられないからです。 くじけそうになった時もありますが、それでもあの気持ちを忘れなかったからここまで続けてくることができました。 だからステージに立つという挑戦をどんどんしてほしいです。 自信がなくても色んなことに挑戦してほしいし、自分が経験したことを忘れないでほしいですね」

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