【マネージャー志望者必見】エイベックスのマネジメント事業について
5/25の講義は「エイベックスのマネジメント事業」についての講義でした。
講師プロフィール
エイベックス・マネジメント株式会社
マネジメント本部 執行役員本部長 都築 裕五
自動車関連企業からエイベックスへ転職着メロの開発業務などに携わり、エイベックス転職後には国際部にて浜崎あゆみ等のアジアプロモーションに携わり、外部プロダクション所属アーティストティストのPRリーダーを担当。その後、WEBを活用したコミュニケーションデザインを担当。長年LDHアーティストのPRに携わった後、エイベックス・マネジメントへ異動、執行役員本部長としてプロダクションの業務執行並びに経営全般を担っています。
芸能プロダクションとは
そもそも芸能プロダクションとは?
アーティストの才能を基にビジネス事業を展開しています
主な業務内容はこのような構成になっています。
新たな才能をどのように発掘していくか
才能をどのように育成していくか
どの様な宣伝・プロモーションを活用してファンを獲得していくのか
なにかトラブルが起こった際の対応や支援
日本国内にはプロダクションが多数ありますが、創業の経緯や成長戦略はそれぞれ大きく異なり、それぞれの定義や境界線は明確にはありません。
他社と異なるエイベックス・マネジメントの特徴
育成契約を交わした後、育成を外部に委ねるという流れを取るプロダクションも多くありますが、エイベックス・マネジメントは今までに培った知識や人材を活かし、デビュー前後を会社全体でサポートしていく体制が特徴です。会社全体で一気通貫したサポートを展開しています。
プロダクションの収入の仕組み
プロダクションの収入源は、大きく3つあります。
①「広告」 商品やサービスを宣伝することにより企業様から頂く報酬
②「ギャランティー」 メディアへの出演に対して頂く報酬
③「消費者からの拠出」 ファンの皆様からサービスの対価として頂く報酬
旧来大きくこの3つの収入がありますが、上記①と②は基本的に「人気者」にならないと収益を上げることができません。
そのため、ファン層をどれだけ拡大していけるかが非常に重要となります。
エイベックス・マネジメントの所属アーティスト・タレント
エイベックス・マネジメントにはアーティストはもちろん、タレント、俳優、モデルなど、多様な所属人材がいます。
https://avex-management.jp/artists
また、アスリートの方とエージェント契約を交わしてメディア戦略のサポートなども行うケースもあります。
アーティストマネージャーの仕事内容
A. 戦略立案
アーティストをどのようにしたら人気者に出来るかを考える
B. 営業/販売
エイベックスグループにはレーベル、ライブ制作、グッズ制作、営業、など多くの部門がありあますが、これらすべての部門の中心・ハブとなるのがマネージャーの役割です。
C. サポート
スケジュール管理や車での送迎、様々な現場でのディレクション、そして時には人材相談といったあらゆる側面でのサポートも大切なお仕事です
プロダクションの社員に費必要な要素とは
「いかに高い『熱量』を発し続けられるか」
自分の担当アーティストをとにかく絶対に人気者にする!といった強い熱量が何よりも大切だと思います。
講義後の受講生の感想
ただ売り出すだけでなく、消費者がお金を使うプロセスまで持っていくか、ファンと教祖と信者のような関係になるまでのプランをこんなにも考えられていることに、驚きました。この熱しやすく冷めやすく、すぐ消費される世の中で、ロングヒットを作ることはとても難しく、なにをやるにしてもリスクを伴うこの時代、、すごく難しい、、!と感じました。今まで、これが好き!あれが流行ってる!とただ過ごしてきましたが、流行りを予測したり、どのような傾向があるのか、自分なりにマーケティングしていこうと思います。
マネジメントというと「マネージャー職」のイメージでしたが、発掘育成や各所への営業を含め演者の入り口から出口までをトータルでサポートし、いかにその人の良さを引き出し、世にアピールするのか、戦略を緻密に考えながら常にスター排出し続ける組織を目指し活動されていることがよくわかりました。具体的な組織名やアーティスト名などを交えながらお話しいただき、非常にわかりやすかったです。私はマネージャーの、「人の良さを引き出し、世に知ってもらい、応援してもらうために必死に汗を流す仕事」、「時には人生相談にのるほど、深い信頼関係を築きながらトータルサポートする仕事」という点に非常に共感し、将来マネージャーになりたいと思っています。次回のマネージャーの方のパネルディスカッションではより現場のリアルなお話しを伺いたく、とても楽しみにしております。ありがとうございました。
改めて芸能プロダクションの業務とタレント、アーティストがプロダクションに所属するにあたって、プロダクションの人間はどの様な心意気でいなければならないのかを確認することができました。プロダクションの中でも業務は多岐に渡り、担当する人によって業務内容もかなり異なるのだろうと思ったので、各プロダクションの特徴を理解したいと思いました。
EBに入って1番楽しみにしていてたのがマネジメントの講義でした。マネージャーはネットで検索しても中々詳しく仕事内容などが出ておらず、なんとなくのイメージしかできていなかったので今回の講義で大枠と想いが知れてとても満足しております。とても大変な業務だと思いますが、今までの講義でもあったようにアーティストさんと仕事への情熱がとても大切であることを実感しています。来週のマネジメントもとても楽しみです。
今回の講義レポートは以上です。