test 【講義レポート】エイベックスのファンクラブ | エンタテインメント ビジネスコース
test2
INFORMATION

エンタテインメント ビジネスコース新着情報

【講義レポート】エイベックスのファンクラブ

2020年2月19日の講義はエイベックス・エンタテインメント株式会社

プラットフォーム事業本部 FC事業グループ サービスマネジメントユニット マネージャー 古川 洋介 様による、「ファンクラブ」についての講義を行いました。

ファンクラブとは、ファンエンゲージメントの”到達点”

ファンクラブはコアファンとアーティストを繋ぐ重要な役割を担っています。
そんなファンクラブのサービスは大きく、「月額」と「年会費」がありそれぞれに様々な特典やサービスがあります。特に「年会費」はよりコアファン向けであり、「月額制」は比較的ライトなファン向けになっています。実はエイベックスではどちらのファンクラブを立ち上げているアーティストもいて、これはなかなか珍しいことです。

音楽制作やライブ制作などエンタテインメント領域で様々な事業を展開しているエイベックスのファンクラブの立ち位置は、コアファンをファンクラブ内に止めるだけでなくチケットやMD(マーチャンダイジング)へ送客するハブになっています。なのでファンがよりアーティストを好きなってもらえるように重要なポジションにいると言えます。

そしてファンの持つ「熱量」をより大きくできるように様々なサービスやイベントを展開しています。例えば、会報紙は本のようにコンテンツがたくさん詰まった物を作り、ファンクラブイベントではいつもよりも近い距離感でアーティストの素顔をしれるようにしたり。ファンの”ニーズ”をキャッチし、よりよいサービスを提供できるように努力しています。

最適な顧客体験

そのようなニーズを明確に発見することは現代では難しくなっています。
それは昔のように4つのマスメディアだけでなく、様々なメディアがありユーザは様々な場所で情報を得ることができるからです。そしてメディアが多様化することで、ユーザの興味関心も多様化しています。それにより従来のアプローチではファンクラブと結びつけることは難しくなっていて、ユーザーのタッチポイントがたくさんある中で、適切なタイミングで適切な情報を届けられるようにし、最終的にファンクラブにたどり着くように設計しなければなりません。

そんな常に変化するユーザの”ニーズ”と”タッチポイント”に対応できるプラットフォーム(ファンクラブ)目指し、最終的にはコアファンと運営側が共創してくような未来を考えています。

グループワーク

授業の後半は以下の2つのテーマについてグルーワークを行いました。
・ファンクラブであったらいいなと思うサービス
・新しい会員ビジネスのアイデア

今週の講義レポートは以上となります。

一覧に戻る