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【講義レポート】ブランディング-2

今週の講義は前回に引き続きまして、(株)Harajiri Marketing Design代表取締役 並びに 龍谷大学経済学部 客員教授の原尻淳一様をお招きし、「ブランディング」についてご講演頂きました。今期4回目の講義となります。

▷前回のレポート http://aaa.avex.jp/academynote/2018/07/-1-1.html

【講師プロフィール】
大手広告代理店入社し、ブランドマーケティングの業務に携わる。その後、エイベックスグループに転職。多くのアーティストのマーケティング戦略、映画の宣伝戦略、アニメ の事業計画立案等を行なう。現在はレコード会社、芸能プロダクション、食品メーカーのマーケティングコンサルタントを行っている。ここ数年、京都市ポータルアプリをプロデュースし、世界の京都ファンづくりにも取り組み、地方創生マーケティングにも携わる。また、大学教授として実践的なマーケティングの講義とワークを学生たちに展開している。

自分のブランディング

今週も前回に引き続きブランディングの講義となります。今週のテーマは自分のブランドピラミッドを作成すること。通常は消費者という立場にいて、ほしいもの(商品)を調べたり買ったりしていると思いますが、就職活動の時には立場が逆転します。企業が有望な人材を採用する流れになりますので、面接を受ける側は「商品」として企業にほしいと思わせないといけないということです。これは就職活動のジレンマとも言えます。重要なのは、「自分の価値」を見つけ、伝えることです。

自分の価値を発見する

大学生は特に「自分の価値」なんてない思っている人が大多数かと思います。ただし価値がない人間なんてこの世にはいないと思っています。謙虚なあまり「私なんて、、、」と自分を卑下してしまったり、反対に、そんなに価値がない部分を過剰にアピールしてしまうなんてこともあります。では自分の価値を知るためにはどうすればよいのか。それは家族や友人や恋人など身近にいる人に聞いてみることです。身近に数十年間も隣にいる方ですから絶対に自分以上に客観的な魅力を知っているはずです。

自分のブランドピラミッドを作る

前回も学習した「ブランドピラミッド」に当てはめて、自分のブランドピラミッドを作成していきます。目標はエイベックスで就職することと置き換え、その中で自分がアピールできる魅力(差別化点)やエイベックスが求めている人物像やエンタテインメント業界で必要不可欠なスキル、などを考え想像し、ピラミッドを作成していきます。エイベックスでどんな職種について、どんな風に活躍したいのかを想像しながら取り組むことが必要です。倍率が高いエイベックスをはじめとしたエンタテインメント業界に就職するためには、自分の価値要素を見つけ、他人よりも優れている部分をアピールできないといけません。今はその価値要素が薄いかと思いますが、ピラミッドを作成することで課題を発見でき、その課題解決のために努力すること。そのためのブランドピラミッドになります。

最後に、日々のクリエイティブのレベルを上げること。夏休みの旅行を考えている人は友達を感動させること、講義のレポートは単位をもらえる程度ではなく講師を感動させてください、インスタグラムではカメラのセンスや投稿のレベルを5段階ほど上げること。
自分で作るという行為を意識し続け、トレーニングを怠らないでください。と熱いお言葉を頂きました。

今回で原尻様の講義は終了となります。
次回講義レポートもお楽しみに!

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