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【講義レポート】新人発掘育成

2021年上半期第一回目の講義は、エイベックス・マネジメント(株) 三上雄亮 氏による「新人発掘育成」についての講義でした。

三上氏は2002年にエイベックスに新卒入社、CDパッケージの営業職からキャリアをスタートします。その後営業職での成果を評価されエリア営業所でキャリアを積み重ねた後、2011年に新人発掘部門へ抜擢され、現在は新人発掘部門の責任者として活躍されています。

エイベックスの新人発掘育成の歴史

まずエイベックスにおける新人発掘育成の歴史について。

新人発掘は2011年以前、当時の松浦専務(現:会長)が発掘からプロデュースまで担当していましたが、社長就任後にエイべックス親会社に新人発掘部門が発足し、現在の体制となるまでグループ内にマネジメント事業を担当する子会社、部門が複数存在していましたが、その後組織変更を経て、エイベックス・マネジメント(株)に集約した新人発掘体制へと変化してきました。
新人発掘業務は従来であれば制作担当やマネジメント担当が現在ヒットしているアーティストと並行して探していく形式が多いですが、エイベックスでは新人を発掘する専門部署が存在している事が特徴と言えます。


新人発掘の手法

発掘の手法は様々ありますが、いくつかのケース・スタディを教えて頂きました。

代表的な手法として、エイベックスの知名度を活用した大小様々なオーディションを実施してきました。
エイベックス・オーディション」のサイトには過去に数多く開催してきたオーディション実績が記載されています
その中でも「キラチャレ」はエイベックスを代表するオーディションであり、過去に多くのアーティスト、タレントを排出してきました。

そして、昨今の発掘の時流としてはSNSからのスカウトも多くなってきています。

また、現在テレビを中心に活躍している著名女性タレントの発掘についてのここでしか聞けないケーススタディも話して頂きました。

講義の中で紹介されたのですが「ハタチのトビラ」というYouTubeチャンネルでavexの新人発掘育成の仕事について三上氏がお話していますので新人発掘に興味がある方は是非一度ご覧ください。

エイベックス新人発掘の社員に密着。アーティストの卵を発掘する仕事とは?

 

新人発掘育成に携わるスタッフに求める人物像

最後に今後エンタメ業界を目指す受講生たちに向けて、新人発掘育成スタッフに求められる素養をお話頂きました。

「熱意」
「コミュニケーション」
「自分の感性を信じぬく力」

ご自身の様々な試行錯誤や障壁に立ち向かった経験からあふれるメッセージを語って頂きました。

講義後の受講生の感想の一部をご紹介します。

新人発掘のお仕事というとマネジメントとセットのイメージだったのですが、エイベックスでは独立した組織として力を入れていることを知り、多彩なアーティストが活躍している理由の一端を理解できたので、とても参考になりました。

ケーススタディが非常に興味深く、また仕事内容が分かりやすかったです。新人発掘は目利きがないと難しいと思っていましたが、自分もできる職種なのだと思うことができました。

今回の講義レポートは以上です。

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