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2018年11月の記事 (2/2)

2018/11/ 5 - エンタテインメントビジネス

【講義レポート】音楽制作

 10月31日の講義は先週に引き続き、
エイベックス・エンタテインメント(株)
レーベル事業本部クリエイティブグループ
ゼネラルディレクター 中前省吾氏による講義でした。

先週から続く、中前ゼネラルディレクターによる全4回の講義の2回目。

今回は「音楽制作」についての講義です。

前半は講義でインプット、後半は各自考えてきたアイデアを元にグループワーク・発表・フィードバックという構成で行われ、非常にインタラクティブな講義となりました。

s_IMG_1907.JPG「音楽プロデューサーは本気でやれば『誰でもなれる』」

もしあなたが音楽プロデューサーになりたいとしたら。
音楽は自分で作ったことが無い人が多いので、

自分には作れないと思い込みがち。音楽は、聴くのは簡単、作るのは難しい、と思われている。
だが、音楽プロデューサーの仕事は、自分で音楽が作れなくてもいい。
良い物の「判断」ができればよい。プロデューサーの仕事は発注が全て。

ではいいものを見極める「目利き」はどうしたら身に着くのか。
音楽は聞けば聞くほど目利き能力が身に着く。
本気で見れば、本気で考えれば、必ず見えてくる。
みんな、音楽を聴くという意味では鍛えられているはず。
簡単ではないが、本気でやろうと思うのであればできる。

自分で制作ができなければ得意な人に頼めばよい・
制作の仕事はビジョンをつくること。

 

 

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「グループワークとフィードバック」

後半は各自で考えてきたアイデアをもとにグループワーク。
テーマは「ビルボードで1位を獲れるアーティストをつくる」
アーティスト像・コンセプトとアーティスト名をグループでディスカッション。
ここで大切なのは「売るためのマーケティング的な手法」より、そのアーティストの根幹部分、どんなアーティストを作っていきたいかを徹底的に考える事。

 

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各グループ毎の発表に中前さんがひとつひとつ丁寧にフィードバックを行いました。様々なアイデアが発表されていく中、自分達のアイデアに対する評価内容はもちろん、他チームへのフィードバックも気付きと学びの機会が多く散りばめられていました。

 

osaka01.JPG


グループの中から出てくる小さな発想の輝きを誰かが見つけてそこを深掘りしていく事で、面白いクリエイティブが生まれてくる。

 

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自分達のアイデアをつまらないだなんて卑下せず、小さなアイデアの中から光る物を探し出し、全員で徹底的に掘り下げて磨き上げることが出来れば必ず面白いものが出来上がるはず。中前さんの言葉には、クリエイティブへの愛と敬意が溢れていました。

今週の講義レポートは以上です。
また来週をお楽しみに。

 


2018/11/ 2 - エンタテインメントビジネス

【名古屋校】エンタテインメントビジネスコース就職実績

  

名古屋校から嬉しい内定者のご報告です!

今回ご紹介するのは2017年10月生の谷夏子さんです!

 

▷過去実績一覧:http://aaa.avex.jp/result/e-business/

 

 

 - 内定先

エンタメコイン株式会社 企画部
 
 

 - EB に入ったきっかけ/エンタメ業界を目指したきっかけ

業界の第一線で活躍している方々から講義を受けられる、唯一の場所だと思ったからです。
ライブやイベントに出かけるのが好きで、エンタメ業界に対する興味もかなり強かったのですが、全く畑違いの仕事をしてきた不安もあり転職活動に踏み出せずにいました。
まず現場の方々の話を聞いて業界の動向や雰囲気をつかんでからと思い、28歳の時にEBコースに入学しました。

 

 

 - EB での思い出

毎週水曜日だけは定時退社して、急いで講義に向かう日々でした。
EBコースの良いところは、いつも圧倒的にポジティブな雰囲気で、自由な発想や発言が許される環境だと思います。
他の受講生は一回り近く年下の方々が多く、同世代のコミュニティからは得られない、新たな視点に気づかされることも多かったです。
 

 

 - 今後の夢・目標

当面はエンタメコイン事業に集中しますが、中長期的にはファン目線でのサービスをつくり、良い評価をもらうことが目標です。
日本のエンタメ業界はコンテンツとその周辺の権利が厳しく守られている分、ファンの楽しみ方が一律で受け身だとも感じます。
アーティストやクリエイターの収入を守りつつ、ファンが自らコンテンツの楽しみ方を開拓し、発信できるような環境を作れたらと考えています。
 

 

 -  これからエンタメ業界に就職転職を目指す方へのメッセージ

具体的な目標や志を持っている方がベターですが、それがまだ見つからないという人も、アーティストやコンテンツへの強い好奇心さえあればチャンスはあると思います。
私は自他共に認める「守備範囲の広いオタク」ですが、多様なジャンルに首を突っ込み、そこにいるファンの動向を見てきた経験が今とても役に立っています。
「好きだ」「面白い」という気持ちをどうやってビジネス視点に持ち上げるか、どうやって人に伝えるかは、EBコースで習得することができます。
ぜひチャレンジしてみてください。

 


2018/11/ 1 - エンタテインメントビジネス

【講義レポート】A&R概論

10月24日の講義は、

エイベックス・エンタテインメント(株)

レーベル事業本部クリエイティブグループ

ゼネラルディレクター 中前省吾氏による、「A&R概論」についての講義でした。

 

今回から4回続く壮大な講義の幕開け、第1回目となります。

初回は特に壮大かつ濃密ゆえ、残念ではありますが、そのすべてをお伝えすることは難しいです。

エンタテインメント業界を志す方には必聴の講義であったことは間違いありません。

 

まず、A&Rとは「Artist&Repertoire」の略となります。

直訳すると、アーティストとそれにまつわるレパートリーを考える人、となります。

特にアメリカでは音楽の仕事の分業化が進んでいたので、

レーベルで働く方の仕事がいわゆるコーディネーターに近かったことに由来していたようです。

 

①IMG_1895.JPG

 

『音楽という商品の正体』

 

わたしたちは一体、何を売っているのか?本当に売っていくべきものとは?

 

まず最初に、音楽ビジネスの歴史について振り返りました。

15世紀、グーテンベルグによる活版印刷の発明により、

楽譜が大量に印刷できるようになったことで、音楽出版社による権利(著作権)ビジネスが始まりました。

そして19世紀 エジソン蓄音機の発明により、音源(原盤権)ビジネスが始まっていきます。

当たり前のことですが、これ以前の音楽というものは、生演奏しかなかったわけです。

また1920年代、ラジオの普及によって、一時期レコードが全然売れなくなった時期もあったようです。

 
②EB福岡校1024IMG-2090.JPG

『音楽の楽しみ方の多様化』

 

ipodの登場で音楽の聴き方が変化しました。

これまでの音質重視の傾向から、手軽に大量に持ち歩けるという文化へ変わりました。

手持ちの楽曲が大量になったからこそ、ランダム機能が機能しはじめたわけですね。

そしてインターネットの普及により、時代が大きく変化、音源を無料で聴ける時代へとなりました。

 

講義では、現代のレコード会社を「どこでもドア」が使える時代の鉄道会社、に例えてみて、

航空会社や船舶会社と比較したりしてみました。

「どこでもドア」ができてどこへでも行ける中、どこが生き残っていくのか?

ここでわかったことは、今後はプロセスが大事になるだろう、ということです。

 

カスタマーはどうやって音楽を楽しむか、どうやって買うのか、

音源を届けるレコード会社という枠組みではなくなり、どうやって作るか、どうやって売るか、

いわゆるこれまでのA&Rの業務や役割も大きく変化していこうとしています。

 

③名古屋IMG_9435.JPG

 

さて、色々な新しいテクノロジーは本当に脅威なのか、

それとも新しいビジネスが始まるチャンスなのでしょうか。

 

例えばブロックチェーンについて。

イーサリアムのように契約条項も入れ込める技術は、BtoCの立場から見て、

脅威(直接取引)ともとれるし、チャンス(音源の使用許諾を自動化)ともとれます。

 

著名な企業たちも「モノ」を売ることから「コト」を売ることに変化していっています。

 

忘れてはいけないことは、音楽はビジネスの起点であり、発想であって、

音楽だから時代的に不利とか、その発想の制限になってはいけないということです。

 

 

これからのマーケティング・リレーションとして

今後、Artistと、プラスで創出しなければならないのは、

音楽そのものも勿論大事ですが、それだけでなく

音楽の広め方

音楽の届け方

音楽の売り方

という過程がとても重要になってくる、ということです。

 

 

プロというものには、始まりも終わりもありません。

本当にやりたいことに対して強い想いや熱意があれば、

音楽業界であれば、なりたいものになれるかも知れないと体験から基づいて教えて頂きました。

 

最後に、来週以降取り組むグループ課題についての説明を行いました。

それは次週のレポートにて!今週のレポートは以上です。

 


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