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エンタテインメントビジネス

2018/06/ 5

エンタテインメントビジネス

【講義レポート】新しい音楽体験価値の創造

【講義レポート】新しい音楽体験価値の創造

  前回の講義は、エイベックス・エンタテインメント株式会社 スペシャルプロジェクトユニット チーフプロデューサーの油井誠志氏をお招きし、「新しい音楽体験価値の創造」というテーマにて講義を行って頂きました。

 

【講師プロフィール】

1999年よりインディーズレーベルでの制作・宣伝・営業、2001年よりエイベックスグループに入社。音楽配信、モバイルなどのコンテンツプロデュースに携わる。2007年から制作部へ転身、大塚 愛などシンガーソングライターを中心にA&R業務を担当。2016年からは任天堂のゲーム作品やイベントのサウンドプロデュースも手がけている。現在は、音楽×αのプロデュース、コラボレーションなど社内外横断してのプロジェクトに取り組んでいる。

 

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「音楽ビジネスの変化とそれに伴う価値観の変化」

 

 

古きを知り新しきを知る、ではないですが、もともとの音楽ビジネスは、古くは「楽譜」の売買から始まり、それが「レコード」や「CD」へと変わり、現在では「配信(デジタルデータ)」が主流へと変化してきました。そして世界の音楽産業の売上比率的にも、パッケージ産業は大幅に縮小、今後さらにデジタル配信の比率が高まっていくことが予想されています。

そのような時代の流れに伴い、人々の音楽との接し方も、パッケージの購入から、サブスクリプションサービス等での音楽の使用・接触へと変化し、またライブの売上が右肩上がりに伸びていることからも、人々は音楽を「所有」する価値よりも、「経験」する価値へと移行してきていると言えます。つまりモノのストックよりも、体験や思い出といった感動体験が求められている時代へと変化しつつあるのです。

 

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「今後、未来に起こること」

 

音楽ビジネスだけでなく、もちろん世の中も絶えず大きく変化しています。例えばAIスマートスピーカーの台頭や自動車の自動運転などに見られるテクノロジーの発達であったり、高齢化社会や働き方改革といった社会の変化も、音楽ビジネスにあたえる影響は大きいでしょう。

また油井氏の様々な経験から、A&Rという概念を発展させた、C&R(コンテンツ&レパートリー)という考え方についても教えて頂きました。

 

「音楽×???」

同氏の手掛けた「音楽×???」の様々な事例について、音楽×「五感」、音楽×「テクノロジー」、音楽×「バーチャルyoutube」、音楽×「マンガ」等々、解説して頂きました。例として、音楽×「五感」では、大塚愛がアルバムをイメージし自らプロデュースした“香り”をライブ会場等で香らせたり、購入できるといった事例を紹介して頂きました。そしてグループワークでは、新しい音楽の出口を創造しよう!という意気込みにて、「音楽×???」というお題が出されました。

 

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各グループ発表後、それぞれに対してフィードバックも頂きました。この講義とは別軸で、ビジネスコースにて行われる、グループ課題プレゼンテーションについても、油井氏に審査員を務めて頂きます。最後に教えて頂いた“大切にしていること” を持って課題に取り組めば、きっとよい課題内容になることでしょう。

 

今回のレポートはこちらで終了です。次回のレポートもお楽しみに!

 

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